48歳、女性、不妊症と流産を繰り返し安産で子どもを授かりました
1児の母です。
不妊治療や流産数回の経験がありましたが、出産だけはとてもスムーズで楽、まさに安産で驚きました。
出産予定日の1週間前に分娩しました。
2日前の検診では「赤ちゃんは少し降りてきているけど、子宮口が開いていないから、お産はまだだろう」と診断されていたので、まさかその2日後に急に産気づくとは思いませんでした。
その頃の体調は、胎動が減り少し赤ちゃんが落ち着いたというくらいで、食欲もあり、良好だったと思います。
むしろ、妊娠9か月目は大きくなった子宮が胃をつき上げ、妊娠初期のつわりよりも嘔吐が激しく、つらい思いをしていたので、10か月目は吐き気もなくなり、ご飯が美味しくて快適でした。
ところが、検診の2日後の朝、トイレに行くと生理のような出血があり、おしるしだと気づきました。
しかし、それほど痛くないのでまだ病院に行くほどではありません。
結局、準備をしつつ冷静に過ごし、夜になると規則的な痛みが始まったので、荷物を持って病院へ行くと、すぐ分娩室に入ることになりました。
結局、まだ先だと思っていた分娩は4時間で終わり、早朝に初めての出産を無事に終えました。
陣痛は確かに痛かったのですが、不妊治療の長さや流産の大変さに比べると、さほどでもなかったと感じました。
そのときは「これならすぐ第二子も産みたいな」と思うほど楽でした。
夜勤にあたった助産師さんがベテランの方だったこともラッキーだったのかもしれません。
流産を繰り返しており妊娠が初めてでなかったこと、その病院がソフロロジーを導入しており、真面目に呼吸法を訓練していたことから、妙に冷静に分娩を迎えることができた気もします。
結局、2人目も不妊で流産を繰り返し、検査をしてもはっきりした原因は見つからなかったので、残念ながら一人っ子になってしまいましたが、その子供も大学生になり、健康に成長してくれたので我が家はそれでよかったのだと思っています。
妊娠、出産はどのようなドラマが待ち受けているのか、全く予想できませんし、自分で操作することもできないと感じます。
人それぞれ感動のドラマが待っているはずなので、お子さんを持つ予定の方には、大変なことも含め、良い経験をしていただきたいと思っています。
30歳女 人生で一番苦しかった時間
29歳二児の母です。
私は二人の子を帝王切開で産んだのですが、特に一人目の出産が印象に残っているのでその体験を紹介いたします。
私の初めてのお産は26歳のときでした。
つわりも入院する程の酷さだったのですが、出産も相当な難産でした。
予定日ちょうど、夜中に出血があり、寝ている旦那をおこして車で病院に連れて行ってもらいました。
車のなかではまだ生理痛ほどの痛さで、大したこともなかったです。
そして病院で検査を受ける頃には結構な痛さで、先生から「今日産まれると思うわー、頑張ろうな」と言われたのを覚えています。
そして個室に移され、そこでどんどん迫ってくる痛さに耐えました。
夜中の3時頃に病院について、それからどれだけの時間がたったでしょう。
ただただ痛みに耐え、朝食を持ってこられました。
でももうそのころには朝食どころではなく、1分ごとの陣痛で半泣きでした。
とりあえず飲み物だけ飲んで、あとはまた痛みに耐える時間です。
途中で旦那が部屋を抜けて、一人になってるときは恐怖と痛さで本当に辛かったです。
それから9時ごろになると実家の母がきてくれました。
母を見たとたん、なぜだか泣いてました。
笑
それから母と旦那はずっと苦しむ私をそばで応援しててくれました。
なかなか分娩台にいかせてくれず、なかなかいきませてくれず、難産なんだな。
。
と次に何がおこるか分からない恐怖が押し寄せてきました。
途中何度か分娩室にいっても、みてはまた部屋に戻されていました。
時刻はとうとう昼を過ぎました。
まだ1分ごとの激しい陣痛が続きます。
体力もそろそろやばいです。
そして夕方になってようやく分娩室でいきませてもらえました。
ですが18時を回っても頭少ししかでてこず、とうとう「帝王切開しようか!」と先生に言われました。
もっと早くいってよ。
とか思いながら私は麻酔の駐車を受け、その瞬間天国です。
痛みが一瞬にしてなくなりました。
そこからは、私は爆睡していたようです。
ほとんど気を失ってたようでなにも覚えてないんです。
そして生まれてきたのは頭の大きな男の子。
今その子はとても元気で活発に育っています。
60代女性 娘2人の出産の違い 昔の思い出
娘二人を年子で出産しましたが、二人それぞれの出産の仕方と言いますか違うのですね。
上の子の場合は予定日より2週間早く出産しました。
寒い日で朝から少し陣痛の兆候があり痛みが少しずつ出てきました。
初産ですので痛みの具合が分からず病院へ慌てて連絡入れました。
病院からすぐ来院するように言われ慌てて入院の用意をしました。
それこそまだ予定日まで日がありましたので悠長に構えていてまだ用意が途中だったのです。
その時都合よく母が前日から泊りで遊びに来ていましたので私1人じゃなかったのがせめてもの救いでした。
主人はと言うと数日前から仕事で遠方へ出張に行っておりいませんでした。
母と一緒に病院へ行き診察されたらもう少し時間がかかるだろうと言われ病室へ入れられました。
痛みは少しずつ強くなりだし間隔も短くなってきました。
あの痛みはなんとも言い難いものがありますね。
ベッドの上でのたうち回っていました。
何しろ初産でしたから。
それから数時間後に無時に女の子が生まれました。
やっと痛みから解放されたと思っていた矢先、医師から赤ちゃんが低体重(2.150g)で未熟児だと告げられゆっくり娘の顔を見る事なく保育器に入れられ連れていかれました。
私はと言うと出産は軽い方で産後も順調でした。
ただ未熟児の為母乳を直接飲ませる事が出来なくて毎日毎日絞るのみです。
あれも辛かったですね。
私は1週間で退院しましたが娘はそれから二週間ほどまだ病院にいました。
そんな出産でしたがそれから1年4カ月後に2人目を出産しました。
また女の子でしたがこの子が今度は予定日が来ても中々生まれてこず予定日を1週間を過ぎて入院する事になりましたが、そこの病院が自然分娩を推奨している所だったのでそれからまた1週間自然に陣痛が来るまで待ちました。
これも辛かったですね。
入院して2週間後やっと陣痛が来て出産しました。
予定日2週間過ぎていたがそれでもこの子の体重は3.400gでした。
普通より少し大きめかなと言うくらいですね。
なにはともあれ二人共無事に育ちあがりよかったです。
出産は1人1人違うものです。
つくづく思い知った昔の出来事でした。