私の出産体験談

50歳女性、トイレで出産した経験

これは、2人目の出産をした時の経験です。

1人目の子供は、帝王切開による出産のため2人目の出産といっても陣痛が起きて普通分娩という経験はありませんでした。

医師からは、2人目も帝王切開による出産の可能性もあることを言われていたので自分では帝王切開になるんだろうと漠然と思っていました。

しかし、予定日が近づきこのまま普通分娩で行けるかもと曖昧な状態になりました。

そんなある日、お腹に痛みが出て来ました。

最初は、これが陣痛とは分かりませんでしたが、痛みに感覚がありもしかして陣痛なのではと思い主人に行って病院に連れて行ってもらいました。

病院に着くと、確かに陣痛ではあるが痛みが弱いのでおそらく今日は生まれないだろうと言われました。

しかし、念のためにこのまま入院ということになりました。

今日は、生まれないだろうと言われ、主人は取り合えず家に帰って行きました。

しかし、痛みはどんどん酷くなり病院にはいましたが、不安を感じて主人に電話をして病院で付き添ってもらうことになりました。

陣痛が酷くなりましたが、今日はたぶん生まれないと言われていたので私自身もこんなにお腹が痛いのに生まれないのかと思いながら苦しんでいました。

看護師さんが時々、病室に来てもし便が出そうな感じがしたらすぐに言ってと言われましたが、普通分娩の経験がないためその意味さえ分かっていませんでした。

陣痛の感覚が短くなっている気はしましたが、看護師さんも主人が横にいたのでどこか安心して病室に時々見に来る感じでした。

そんな時に、便が出る感じがしましたがその時には、それが便が出るとしてか思わずトイレに行き力んでしまいました。

すると、トイレに座った状態で子供が生まれて来てしまい私は「子供が生まれた」と大声で叫びながら子供を自分で受け止めていました。

その声で慌ててトイレに来た、主人は急いで看護師さんを呼び私は赤ちゃんを受け止めた状態で処置室に運ばれいました。

無事にヘソの緒は切られて、子供は無事でした。

今思えば、子供を産むと切って便が出る感じがするんだということはありますが、あの時は分からずトイレで出産をいうことになってしまいました。

34歳女 母の出産に立ち会った、幼いあの日の思い出

30代主婦です。

9歳の頃、母の出産に立ち会いをしました。

歳の離れた弟が生まれてくることを今か今かと楽しみにしていた私でしたが、こどもの私には「立ち会い出産」という概念がなく、ましてそれを自分が体験することになるとは勿論思っていませんでした。

立ち会いをするしないの選択権もなく、なにがなんなのかもわからず、父と共に分娩室に通され、それは始まりました。

分娩室に入る前、陣痛室でも母の苦しそうな様子に私はすっかり怯えてしまっていて、お母さん大丈夫?痛いの?生まれる?と繰り返すだけになっていましたが、その後分娩室で見た光景はそれ以上で、ある意味トラウマといってもいいほどの衝撃的な体験でした。

あんなに苦しそうな母を見たのは初めてでしたし、こどもを産むということがこんなに時間がかかることだとも知りませんでした。

(今思えば、初産ではありませんのでまだ比較的時間はかからなかった方のようですが、こどもの私には本当に永遠のように長い時間に感じられました)普段朗らかで呑気な父の、思い詰めたような真剣な顔も、もしかしたら初めて見たのはあの日だったかもしれません。

お母さんがんばって、がんばって、と言いながら、それしか言えない自分の情けなさと、苦しそうな母を見る辛さで、私はほとんど泣いていました。

早く弟に会いたくて、「まだ生まれないのー?」「ねえまだー?」「今日生まれるー?」「明日生まれるー?」と毎日母に急かすように言っていましたが、こんなに大変だなんて。

私もこうやって生まれてきたんだ。

それは奇妙な感動だったようにも思います。

けどとにかくその時は目の前の辛そうな母に早く楽になって欲しくて、絶叫にも近い母の声を聞くのも辛くて、早く生まれて、早く早く早く…と願っていました。

そうして数時間かかって生まれてきた弟を見た時のことは一生忘れません。

「ちっちゃ!」「赤い!」「猿みたい!」
びっくりしてそう叫ぶ私に、ぐったりして汗びっしょりの母が力なく微笑んでくれました。

とても綺麗でした。

33歳・女、出産のときの陣痛が痛すぎてビックリ!

42歳の主婦です。

小学3年生の女の子と5歳の男の子がいます。

出産で印象に残っているのは、陣痛の痛さです。

陣痛が痛すぎて本当に辛かったです。

33歳のときと、37歳のときに出産を経験しました。

私の場合は、陣痛が10分間隔になってから、娘のときは、生まれるまでに10時間もかかったし、息子のときも7時間くらいかかりました。

長い間、陣痛に耐えるのが本当に辛かったです。

痛いから早く生みたいけど、なかなか子宮口が最大にならないので、子宮口が最大になるまで耐えるのが大変でした。

本当に地獄だなーと思いました。

無痛分娩が普及してほしいと思いました。

痛すぎて、看護師さんに「早く生みたいです」と何度も言ってましたが、「もう少し我慢してね」と言われて辛かったです。

いつまでこの痛みに耐えなければいけないんだろうと本当に絶望しました。

そんなときに、頼れるのは夫でした。

夫が心配しながら、腰をさすってくれました。

やっぱり、出産のときは、不安だから夫にいてもらえてよかったです。

子宮口が最大になったときは、やっと産めると思い、嬉しかったです。

とにかくこの陣痛の痛みから開放されたかったです。

生むのは、何回かいきんだら生まれました。

生まれたときは、本当に嬉しかったです。

ずーっと陣痛に耐えていたから本当に体力を消耗しました。

2人目を出産した後は、もうこれで陣痛を経験しなくてもよいと思いホッとしました。

陣痛の痛みは、すごいから本当になんとかならないかなーと思います。

無痛分娩は、よいけど、取り入れている病院が少ないから、困ります。

赤ちゃんに害が起こらない痛み止めを開発してほしいなーと思いました。

これから赤ちゃんを出産する方は、陣痛が辛いと思います。

誰かに付き添ってもらい腰をさすってもらうと痛みが少しやわらぐので、旦那さんやお母さんに付き添ってもらうとよいと思います。

また、軽くウォーキングなどをしていると、すぐに生まれやすいみたいなので、出産前に軽いウォーキングなどをしておくのもおすすめです。

できるだけ陣痛の時間が短縮されるとよいですね。

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