36歳 女 臍の緒を自分で切る!
現在、もうすぐ9歳の長女と6歳の次女の母親です。
次女の出産の時のお話です。
次女は出産予定日が過ぎても全然産まれる気配がなくって、長女をおんぶして
スクワットしたりして陣痛が早くくるよに運動をしていました。
それでも全然陣痛がくる気配がなかったです。
定期健診へ行ったとき、月曜日までに出産しなければ、火曜日から計画入院をして出産する準備をするようになり、入院の手続きをして帰りました。
その後も全然、陣痛らしい痛みもこなかったので、入院を覚悟していました。
入院前の日曜日、私の大好きなサザエを食べに隣の県までドライブへ行くことにしました。
陣痛がもし来てもすぐ帰ってこれるし、出産したらしばらく食べれないので主人や私の母、妹夫婦みんなで行きました。
サザエはとても美味しかったです。
結局その日も陣痛がこなくって、入院前日の月曜日のお昼頃買い物へ行ったときに、お腹に激痛が走り、
おしるしがきたので、すぐ病院へ行きました。
その後、3時間位で次女が無事に誕生しました。
安産でした。
次女の病院ではバースプランを作成していて、長女の病院では出来なかった、
「主人が臍の緒を切る」という事を記入していたのですが、いざ主人が臍の緒を切るっていう
時に、主人に断られて、看護婦さんにどうしますか?っと聞かれたので、自分で切る事にしました。
自分で臍の緒を切るとは思ってもいませんでしたが、切った感触は・・・
ザクザクって感じでなんとも言い様がない手の感触でした。
出産直後でテンションも高めでなんのためらいもありませんでしたが、会社の同僚に話したら
ビックりしていました。
ひとつだけ、その後忘れていたのが、胎盤をみせてもらうの忘れてた!って思いました。
バースプランに書いておけばよかったです。
妊娠中は色々制限はありますが、あまり制限をし過ぎると余計ストレスが貯まるので、私は長女も次女の時も
最低限の制限だけして、後は自分がしたい事を実行してストレスフリーで出産を向かえました。
ストレスが一番体に影響するなぁって思っています。
長女も次女も特に陣痛促進剤を使うわけでもなく、時間外の費用や薬なども使うことがなかったので
とても親思いの子供達でした。
38歳女 初産で子宮脱
現在30代で専業主婦をしています。
24歳の時に初めての出産を経験しました。
24歳と当時年齢的にも、周りに出産を経験している友人や姉妹もいずに不安と期待を抱いての初めての出産でした。
若さと無知もあり、妊娠中は、出産準備とネットなどの情報をもとに、買い物や出産までに出来ることをしておこうとの思いで動き回り、料理教室で貧血で倒れたり、出産予定日が近づいても出産の兆候がないことから、飛んだりしているような今では考えられない行動を取っているような妊婦でした。
待ちに待った出産予定日を迎え、友人を家に招いて夕食を食べようと思っていたときに、陣痛よりも先に多めの出血があり、慌てた友人と私は、急いで病院に向かいました。
助産院であったこともあり、家庭的で助産師の先生も「初産ならまだ時間かかるでしょう。
今からドラマ観ようと思ってたのに」と言われ、帰ろうかと悩んでいる時に、呼び出した実家の家族も勢ぞろいとなり「騒がしい」と怒られ帰らせている時に、陣痛が始まり子宮口も5㎝開いていたので、待機することになり、その間に思いのほか陣痛が進み、主人が到着した時には、子宮口も最大で頭が出始めていました。
助産院なので、医療行為は出来ず、先生が頭が大きいからなかなか出てこないと言っている間に出産。
4時間という初産では短時間での出産となりました。
私が、痛みに強かったらしく陣痛が来ていないと思っていた時にすでに始まっていたらしく、早かったこともあり超安産であったにもかかわらず、出産の時に子宮脱となり、こぶし大の子宮が出てきてしまい、先生が手で押して戻していました。
このまま子宮が戻らなければ、病院に移り手術と言われ、泣いてる赤ちゃんの抱っこもろくに出来ず、不安から寝ることが出来なくなってしまいました。
子宮脱は、4、5人産んでいる経産婦や高齢の人に多いらしく、この年齢の初産でなるなんて「箸より重いものを持ったことないんじゃないの」と嫌味を言われる始末でした。
私は、原因かもと考えられる出産前に飛んでいたことなどとても言えず泣く泣く言われるがままでした。
今では、命に別条が無かったので若気の至りで済む話ですが、出産はやはり軽くみてはいけないと痛感しましたので、若い妊婦さんや初産の方には、妊娠中は無理は禁物!言われたことは守って!健診をちゃんと受けて!と言いたいです。
47歳 女性 帝王切開の実況中継はきつかった
40才で3人目の子供の出産の時のことです。
1番目の出産の時から帝王切開だったので2人目も3人目も出産前から帝王切開って決まっていました。
1人目の時は陣痛途中で急遽帝王切開になったし初めての事で恐怖とドキドキで全く余裕がなかったし、帝王切開後の痛みでもう出産の時の瞬間の気持ちについて記憶も無いくらいです。
2人目は初めての時よりは若干余裕はあったもののイマイチ記憶が無いくらいです。
ですが、3人目は強烈な思い出になっています。
もう、出産して7年も経ったけど、昨日の事のように思い出せます。
病院の方針もあったのかも知れませんが、1人目、2人目の出産の時は帝王切開は夫の立ち会い出産がありませんでした。
3人目は妊婦検診の時から帝王切開でも立ち会いが出来ると聞いていたので主人に立ち会いしたいか聞いてみるとしても良いよって事だったので立ち会いをしてもらうことにしました。
出産予定日の前々日に入院して帝王切開に備えました。
まだ入院した日はバタバタした感じもなく気持ちも特に落ち着いていました。
翌日は出産前の最終検査やらで色々してたら1日があっと言う間に過ぎていました。
そしていよいよ出産当日。
さすがに当日になると3人目でもドキドキしました。
また帝王切開後の痛みの恐怖や無事に健康で産まれてくれるか。
色々な思いが頭のなかを廻っていました。
落ち着かない私をよそに主人はと言うといつもとあまり変わらない様子。
いつも仕事が忙しいので休みの日はほとんど寝てるような感じなのでこれから帝王切開の立ち会いって時でも眠いのか?逆にドキドキの気持ちを隠して普段通りを装っているのかイマイチわからない感じの態度でした。
しかし、いざ帝王切開が始まると、産まれる瞬間のちょっと前位から主人が手術室に入ってくるかと思っていたら麻酔をする前から手術室に通されて。
私が手術室に入る前に会ったときと明らかに表情が変わっていてイキイキニコニコしていました。
子供が産まれる事が嬉しいのもあったろうけどそれ以上に主人の楽しみは帝王切開を見られる事にあったようでした。
帝王切開が始まると野球の試合中継実況放送のように私のお腹の状況を報告してくれました。
私は麻酔が効いているので痛みや感覚はないけど首から上は普段通りなので手術の実況中継は怖いし気持ち悪くて気にはなるけど主人に実況中継は止めて貰いたかったです。
でも、子供の産声を聞いたときは不安な気持ちも、実況中継の嫌な気持ちも一気に吹き飛んで感動の涙でした。