36歳、女、破水後歩いて向かう
はじめまして。
現在2児の母です。
1人目の時の失敗談を書かせていただきます。
里帰り出産で、予定日近くまで順調に育っていました。
実家で周りには母と妹、出産の経験者が居て、病院も妹が3人も出産したところだったので
情報も色々聞けてとても参考になりました。
2人と私では違う事、それは私だけ里帰り出産で主人が近くに居ない事です。
主人は陣痛の連絡をしてから来るまでの所要時間は約2時間、病院までは家族かタクシーにお願いするしかありません。
幸い、タクシー会社も近くに数社あったのでどこか頼めるだとうと思っていました。
予定日近く、深夜になって寝ていたら敷布団が少し濡れているのに気づき起きました。
トイレに行き、漏らしてしまったのかもと思い、着替えてから念の為に母へその事を報告してから少しお腹が痛かったですがまた寝ました。
1時間位して、気になった母に起こされた時にまた濡れていました。
破水していました。
この時点で時間はまだ夜中の3時過ぎです。
病院へ連絡して、破水しているので陣痛が無くても入院準備をして来て下さいとの事でした。
ここからが問題のはじまりでした。
まず予定日より早かったので家に居て、運転出来るのは弟のみ、母が言うには弟は飲みに行って帰ってきたのが2時過ぎだそうです。
飲酒運転になってしまうし、起きるはずもないので伝えも出来ずアウトです。
次にタクシー会社へ電話しました。
4社に電話して4社ともコールはするけど誰もでません。
時間も深夜というより朝方なので通りも車はほとんど通っておらず、タクシーを止めるなんて事も不可能です。
この時点で1時間近く経ちました。
病院までは、検診時に運動がてら歩いて行っていたので、歩いて行く事にしました。
歩いて20分かかります。
とても不安だったけど、このままここにいても仕方ないし、早く病院へ行って診てもらいたいので母に荷物を持ってもらい必死で歩きました。
無事に病院へ辿り着きました。
私の場合、この後の分娩時間が28時間もかかったので歩けたのだと思います。
もしもっと短かったら、歩くなんてとても出来ないし何かあったらと思うと今でも反省しています。
タクシー会社への事前確認、家族へのお願い等をもっとしておくべきでした。
2人目はこの事を生かして、スムーズに出産出来ました。
予定日はあくまでも予定日、2人目は2周間も早く3300gで生まれてきました。
入院準備もかなり早めにしていたので何も慌てる事なく、病院へ行けました。
準備、確認はしておいて損はありません。
歩いて行くなんて、私の周りでも聞いた事ないので滅多にない事かもしれませんが参考になれば幸いです。
43歳 女性 睡魔と痛みとの戦い
juliaです。
現在43歳ですが、18年前に出産を経験しました。
初めての出産の為、早朝から陣痛を感じ、その晩までずっと痛みに耐えることになりました。
もうすでに臨月も迎え、出産予定日も過ぎた頃だったので、少しで歩こうと、日中は主人とショッピングにでかけていました。
その晩から何となく違和感があり、興奮気味でなかなか眠りにつく事はできなかったため、寝不足のまま出産にのぞむことになってしまいました。
出産自体は不安がいっぱいあったのですが、ずっとお腹の中で育ってきた子供に会えることがうれしく、楽しみで時間にしてもほとんど寝ていなかったと思います。
陣痛が始まり、私は病院で確認できませんが明るくなると、主人が私の母に連絡を取り、遠方からお手伝いにやってきてくれました。
しかし、苦しんでいる私は、そんなことはどうでもよく、ろくに話すらできませんでした。
そのうち、時間間隔もなくなり、睡魔と痛みとが交互に押し寄せてきて、気を失いかけました。
そのたびに主人に大丈夫か?しっかりしろと、ペシペシとほっぺをたたかれ、我に返っていましたが、母と主人はお腹がすいたのでしょう。
苦しんでいる私の横でのおんびりとお弁当を食べ始めたのです。
私からしてみるとそれどころではなく、よくこんな時に平気で食べれるね!と嫌味の一つでも言いたくなるくらいなのですが、当然言葉にはならず、耐える事しかできませんでした。
これおいしいね。
と話しながら食べる2人の会話を聞きながら、本当にそんなことはどうでもいいと思った事が今では良い思い出でとして残っています。
出産に対しての後悔はもちろんありませんが、睡眠はしっかりとって、いつでも出産にのぞめる体力をつけておいた方が良いと思います。
初産では多くの人が未経験の痛みを感じるので、もちろん痛みに対する覚悟も必要ですよ。
でもどれだけ苦しくても我が子に会える喜びは人一倍です。
出産を控えている人は頑張ってください。
37歳 女性 帝王切開の麻酔で死にそうなくらいの苦しみを味わう
四国在住 40代半ばの会社員です。
出産経験は、3回で、25歳、30歳、37歳の時です。
子どもは、現在、19歳、14歳、8歳です。
最初と2回目は自然分娩、3回めは、帝王切開で出産しました。
それぞれ、全然違った出産になり、どれも印象に残っていますが、今回は、3回めの帝王切開での出産についてをお話しします。
妊娠中から、逆子と言われていて、逆子体操もしましたが、逆子のまま、治らなかったので、帝王切開での出産になりました。
逆子であること以外は、経過も順調でしたが、出産予定日の2週間ほど前に、出勤しようとするときに、家の階段から転げ落ちてしまいました。
翌日の妊婦健診で見てもらったところ、幸いお腹の子どもには問題がなかったのでほっとしました。
帝王切開は、出産日が決まっているので、当時、小学一年生の真ん中の子どもの入学式や参観日などの予定がわかると前もって対処方法を決めておけたので、それに関しては、とてもよかったと思います。
帝王切開の前に、病院で、麻酔科の医師、看護師、担当医から、手術当日の説明があり、とても緊張したのを覚えています。
私は、これまで自分のレントゲン写真や、MRI画像、病気の父の胃瘻の説明などでたびたび過呼吸で倒れたことがあり、説明を聞いたら倒れるのではという不安がありました。
説明を受ける前に、これまでの経緯を話し、できるだけ手短に説明をしてもらいました。
幸い、倒れることはなかったのですが、麻酔をかけたら、血圧が下がる場合があるという説明を受けて、不安になりました。
以前も、歯科口腔外科で、麻酔の後、気分が悪くなり血圧が下がったことがあったので、その旨を麻酔科の医師につたえました。
血圧が下がったときのための薬は用意しておきますというので、とりあえず安心してその日は、帰宅し入院準備の確認をしました。
当日、麻酔は、硬膜外麻酔でした。
麻酔をかけてすぐにとても気分が悪くなり、これまで経験したことのない苦しさを味わいました。
胃瘻の説明を聞いて倒れた時は、血圧が、上が75まで下がって、回復するのに1時間以上かかりましたが、それ以上に苦しくて、薬が効いてくるまでの数分(だと思う)がとても長く感じました。
このまま薬が効かなかったら死ぬと思いました。
薬が効いてからは、普通の帝王切開の手術で、滞りなく、出産することができました。
ただ、手術後の麻酔が切れてからが、とても痛くてつらかったです。
私は、自然分娩の方が楽だと思いました。
年齢もあるとは思いますが、手術後の回復も少し遅かったです。
後日談になりますが、出産前に転んだ時に痛めたお尻は、産後3か月しても痛かったので整形外科を受診したら、尾てい骨にひびが入っていたそうです。
この状態で自然分娩だったらかなり痛かっただろうということでした。
妊娠中は、くれぐれも足元に気をつけてください。