出産が近づくと気になってくるのが「入院グッズの準備」。初産の方は特に「何を持っていけばいいの?」と悩むことも多いでしょう。実際に入院生活が始まってから「持ってくればよかった!」と後悔しないよう、早めに必要なものをチェックしておくことが大切です。今回は、出産前に準備しておきたい入院グッズをカテゴリ別に詳しくご紹介します。
基本の持ち物(病院で必須とされるもの)
- 母子手帳
- 健康保険証・診察券
- 印鑑(書類記入用に)
- 入院申込書・同意書などの提出書類
- 現金(少額/自販機・テレビカードなど用)
※事前に病院の指示リストを確認しておくと安心です。
入院中に必要な衣類・身の回り品
- 前開きパジャマ(授乳しやすいタイプ)2〜3枚
- 産褥ショーツ(洗い替えを含めて3〜4枚)
- 授乳ブラジャー(ノンワイヤー)
- 羽織りもの(カーディガンなど)
- 産後用ナプキン・お産パッド(病院支給の有無を確認)
- フェイスタオル・バスタオル各数枚
- スリッパまたは室内履き
- 靴下(冷え対策に)
洗面・衛生用品
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- ヘアブラシ・髪ゴム・ヘアバンド
- シャンプー・ボディソープ(トラベル用でOK)
- 洗顔料・基礎化粧品
- リップクリーム(乾燥対策)
- マスク・除菌ジェル
あると便利なアイテム
- ストロー付きのペットボトルキャップ(分娩時に便利)
- スマートフォンと充電器
- イヤホン(周囲に配慮しつつ音楽や動画を楽しめる)
- 母乳パッド(授乳時の漏れ防止)
- 骨盤ベルト・産後ガードル(必要な人のみ)
- メモ帳・筆記用具(赤ちゃんの様子や指導内容を記録)
赤ちゃん用グッズ(病院によって支給がある場合も)
- 退院時のベビー服一式
- おくるみまたはブランケット
- 新生児用おむつ(必要に応じて)
季節ごとの工夫ポイント
夏場
- うちわ・携帯扇風機
- 汗拭きシート・冷感タオル
冬場
- レッグウォーマー・ブランケット
- 加湿グッズ(のどの乾燥対策に)
荷造りのタイミングと保管場所
妊娠32週頃には一度準備を終えておくのがおすすめ。早産の可能性もあるため、いつでも持ち出せる場所に保管しておきましょう。付き添いの家族にも「このバッグを持ってきて」と伝えられるようにしておくと安心です。
まとめ
入院準備は「早め・抜かりなく」が鉄則。妊娠後期は体調が不安定になりがちなので、体力に余裕があるうちに整えておくのがポイントです。病院ごとに必要な持ち物が異なるため、説明会や書類での案内を必ず確認しましょう。不安なく出産を迎えるためにも、準備を整えて安心してその日を待ちましょう。