妊娠中は空腹感を感じやすく、ついつい間食が増えてしまう時期です。でも「赤ちゃんのためにもできるだけ体に良いものを選びたい」と考える妊婦さんも多いはず。この記事では、妊娠中でも安心して食べられるおすすめのおやつと、できるだけ避けたい食品、そして上手なおやつの摂り方についてご紹介します。
妊娠中におすすめのおやつ
1. 栄養補給にもなるおやつ
- ヨーグルト(無糖):カルシウムとタンパク質を補える
- ナッツ(無塩):ビタミンE・鉄分・食物繊維が豊富
- 小魚(煮干し・いりこ):カルシウムとたんぱく質補給に最適
- フルーツ:ビタミンと食物繊維が豊富。バナナ、りんご、みかんなどがおすすめ
- 蒸かし芋・焼き芋:腹持ちもよく、食物繊維が豊富で自然な甘さ
2. 低カロリーで満足感のあるおやつ
- 寒天ゼリー:ノンカロリータイプを選べば安心
- こんにゃくスナック:咀嚼が多く、少量でも満足できる
- 干し芋・ドライフルーツ:甘みと噛みごたえがあって血糖値もゆるやかに上昇
3. 手作りできる安心おやつ
- おからクッキー
- 豆乳プリン
- 砂糖控えめバナナケーキ
市販品よりも添加物が少なく、自分で材料を選べるのが魅力です。
妊娠中に避けたいおやつ・食品
- トランス脂肪酸を多く含む食品:スナック菓子・市販の焼き菓子(マーガリン・ショートニング入り)
- カフェインを多く含むチョコレート:食べすぎに注意(小分けを意識)
- 生クリームたっぷりのケーキ:脂質と糖質が高く、血糖値上昇の原因に
- 生卵を含むスイーツ:ティラミスやレアチーズケーキ(リステリア菌やサルモネラのリスク)
- アルコール入りお菓子:洋酒入りチョコ、ブランデーケーキなどは厳禁
おやつを楽しむ上でのポイント
- 1日200kcal以内を目安に:過剰なカロリー摂取を防ぎましょう
- 時間帯は14〜16時がおすすめ:夜遅くの間食は体重増加につながりやすい
- 小分けで食べる習慣を:袋ごと食べるのではなく、皿に出すことで満足感もUP
- 飲み物はノンカフェインを:麦茶、ルイボスティー、たんぽぽコーヒーなどが◎
まとめ
妊娠中のおやつは、ただの「甘やかし」ではなく、体に必要な栄養を補う大切な時間でもあります。食べる内容と量を工夫すれば、罪悪感なくおやつタイムを楽しむことができます。赤ちゃんと自分自身のために、安心・安全でおいしい間食を選んで、心も体も満たしていきましょう。